[ Profile ]
大学では経営工学を学び、卒業後、プログラマーとしてソフトハウスに入社。しかし、スキルアップが難しい環境だったため、結婚を期に転職を決意する。
29歳の夏に、コンピュータシステム開発株式会社に入社し、現在5年目となる。休日には、趣味の草野球で、友人と共に汗を流している。
●前職の仕事内容と転職理由
プログラマーとして入社し、働いていましたが、実際には、分析や資料作成、その他雑務など開発以外の仕事の量が多かったのと、実際に開発をするにしても上流工程に関わることもなく、自分が携わったシステムに対するユーザーの反応がほとんど見えませんでした。
また、社内の教育体制も整っていなかったため、学びたくても学べない状況の中続けていたのですが、結婚を期に、このままではいけないと思い、転職を決意しました。
●志望動機とこの会社に決めた理由
この会社は、ハローワークで見つけたのですが、開発言語の中に Visual Basic と書いてあったので、今までやってきた知識があれば大丈夫かなと思い面接を受けたんです。
面接の際、社長から今後の目標や、3年後どうなっていたいのかと聞かれたのを記憶しています。システムエンジニアとしてスキルアップしていきたいという思いを伝えましたね。
会話を進めていく中で、「いつから来る?」という話しになって、経験が浅くても、新しいエンジニアを育てていこうと考える社長のもとでなら、やっていけると感じたんです。面接はその後、他社も受ける予定になっていたんですが、そのまま入社を決意しました。
●入社後の感想と転職して良かった点
入社当初は、失敗の連続でした。お客様と接することは、ほとんど経験したことが無かったですから。
社長が打ち合わせをして、私は横で黙って聞いていることも多々ありましたね。
しかし、社長が話しを進めていく方が早いのに、私に任せてくれる場を用意してくれたり、お客様との折衝、業務分析や企画書の作成方法などマンツーマンで教えてくれました。
実際にお客様と接することで、単純にシステムを組むということだけではダメだということ、システムはユーザーが使用する環境や状況を考慮に入れて設計しないと価値のないものになってしまうことを学びました。
当たり前のことなのかもしれませんが、前職では全く感じることのなかった視点でしたね。